私は音楽の裏の仕事を
辞めるため
4歳から弾き続けてきた
鍵盤を
無理矢理、腕を壊して
弾けなくした。
詳しくは書けないけど
たぶん私の人生は
あの時、大きく変わった。
あのまま続けてたら
たぶん、めっちゃ
金持ちで(笑)
周りには、ものすごい
人達がいて
いい暮らしをして
いただろうと思う(笑)
今とは違う生き方を
していたんやろうなぁ。。
あんなに悩んだことや、
泣いたことは、ない。
今だって
昔とは比べられないけど
多少は弾ける。
友人の結婚式で
たまに弾いたりしてきた。
昨年も頼まれた。
でも、もう断った。
一曲、サラリと弾けば
痛くなるほどではないんじゃ?
って
会社で友人にも
言われたんやけどね。
10年以上、弾いてなくて
大事な式で弾くとなると
練習もしなくちゃ。
たぶん、そこで
痛みだす。
でも私の性格なら
そこで止めない。
痛み止めを打ってでも
弾き続けるやろう。
だからもう
ここ数年は断っている。
いつまでも過去の自分に
後悔したり
未練をもったりしてる自分に
嫌気がさす。
でもね
友人のライブだったり
音楽に限らず
芝居をしてる友人を
観に行ったりしてもね
私も、あんなふうに…
って気持ちが溢れる。
好きなことをしてる人は
キラキラしてる。
鍵盤弾きたい。
ドラム叩きたい。
メンバーとスタジオ入って
時に、ふざけて
時に、真剣に
演奏したいと思う。
たくさんの友人や
聴きにきてくれる人達の前で
大好きな音楽を無心で
楽しんでいた。
昔みたいに
クラブにジャズを
聴きに行って
『我こそはって人は!?』
って挑発してくる
黒人さんに
『こいつ弾きまーーす♪』
って仲間に手をあげられて
えー…って言いながらも
ワクワクしながら
前に出ていき
ピアノの前に座る。
曲名だけ聴いて
誰ともなく演奏しだす。
そのコードでいくのかぁ
リピートは?
ここのソロもらっていい?
って目と音で感じながら
セッションしていく。
でしゃばりすぎず
引きすぎず。
経歴どころか
名前すら知らない
さっき会ったばかりの
黒人さん達と
一つになる瞬間は
鳥肌がたつほど
エキサイティング。
そんな頃の友人に
バッタリ会ったり
久しぶりに会うと
後悔ばっかり。
何であの時
あんな選択を…って。
でも
大場唯クンの
HIKARIっていう曲を聴いて
変わった。
【今までやってきた事は
何も間違っちゃいない】
今までの自分を
後悔すると
今の自分や
ここ数年間に
知り合った人達をも
否定することになる。
今の私は
毎日のように泣いてる。
笑いすぎて(笑)
今日も会社で
笑いすぎて号泣(笑)
仕事先でも号泣。
いつも泣いてるって
この前も
桃ちゃんと
エルルンに言われた。
あなた達が
面白すぎるんですっっ(笑)
今日は周りの皆が
面白すぎて号泣。
そして
ものすごい
たくさんの人に
誕生日おめでとうって
言葉をいただいた。
素敵なプレゼントも。
のちのち自慢します(笑)
昨晩は
本当に素敵な声の
大場唯クンに
大好きなミッシングや
オネスティを
リクエストしたら
即興で弾きながら
歌ってくれて
ミッシング聴きながら
泣いた。
これは笑いすぎてではなく
なんやろ。
ほんまに
心に響くミッシング
やった。
人の歌を聴いて
泣いたのなんて
ほんまに久しぶり。
トイレの神様以来やなぁ。
わりと最近やし(笑)エヘ♪
私は楽器は
たいていできたけど
恐ろしく音痴なので
弾きながら歌うと
よく母に
『だまって弾いて(笑)』
と傷つけられた。。。
なので
唯クンの歌を聴いてると
めっちゃ元気になったり
めっちゃ悲しくなったり
めっちゃワクワクしたり。
音楽って
素晴らしいなと思う。
ふとした曲を
耳にしたり
思い出した瞬間
過去の思い出にワープする。
あの人は、よくこの曲を
歌ってたな
とか
あ、これ、あの子の
好きな曲やったなぁとか
この曲が流行ってた頃
私、あんなふうに
思ってたなぁ…とか。
私はいつも
家で家事をする時には
何かしら歌ってる。
ご機嫌さんで家事をする時も
あるし
時には
凹みながら無心で
悲しい曲を歌いながら
キッチンのシンクを
磨いてる日もある(笑)
弾くことはできないけど
聴くことも
歌うこともできる。
とっても
面白くて優しい友人が
周りに、めっちゃいてくれる。
Twitterにも書いたんやけどね。
今日、会社から奈良に
行くときに
実家の最寄り駅で、
電車を降りようとしている
病院帰りの父を発見。
『なんや、その、ようさんの
荷物は(笑)』と父。
会社の友人達に
プレゼントをいただいてん♪
『大事にしいや』
と、とても嬉しそうに
父は降りて行った。
せっかく習わせてもらった
音楽を、やめちゃって。
盛大な結婚式をしても
離婚して。
ほんまに苦労をかける娘で
ごめん。
でも貴方の娘は
今、めっちゃ幸せな毎日を
送ってます。
家族、友達を大切に。
出会いを大切に。
また一年
いっぱい笑って
泣ける一年に。
いろんな人に
心から、ありがとう。
そう感じた誕生日やった。